エイジングケア効果のある成分はなに?

エイジングサインは、しわ、ハリ・弾力の低下などがあります。
しかし、これらの悩みを改善する方法は、薬事法的には“保湿”か“メイクアップ”しかないのです。

 

薬事法という法律では、化粧品の効能効果の範囲が定められていて、それを超える表現を使って商品を販売することは違法になります。
たとえば、“お肌をうるおいで満たし、ハリのあるお肌に整えます”と表現できても、“細胞を活性化して、お肌にハリを取り戻します”とは言えないのです。
細胞などの体の組織に影響を与えるような表記は、化粧品には認められていないためです。

 

というわけで、薬事法的には、しわ、ハリ・弾力をスキンケアで改善するには、高保湿成分が入っているものを選ぶのがよいことになります
高保湿成分の中には、セラミド、ヒアルロン酸、プラセンタ、コラーゲンなどがあります。

 

しかし、中には体の組織に影響を与える意味になる、“コラーゲンの生成を促す”成分が入っているコスメもあります。
それは、研究によって“コラーゲンの生成を促す”ことが分かっている成分であって、化粧品に入っているその成分が、必ずしもコラーゲン生成を促せるわけではありません。
期待して使ってみるかどうかは、あなた次第です。

 

エイジングサインのもう一つの主な悩み、シミについては、薬事法でも効果が認められている化粧品があります。
医薬部外品に分類されるもので、“メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ”と表記されているホワイトニング化粧品がこれにあたります。

 

メラニンの生成を抑える成分には、m-トラネキサム酸、コウジ酸、カモミラET、アルブチン、ビタミンC、プラセンタエキス、ハイドロキノンなどがあります。

 

それぞれ、メラニン生成へのアプローチの仕方に違いがありますが、どれが一番効くかはわかりません。
また、比較的すぐに美白効果が見られたり、肌が荒れてしまったり、人によっても合う・合わないがあるようです。

 

自分に合うエイジングケアコスメを見つけてみてくださいね。

アンチエイジング効果のある成分記事一覧

 

ハイドロキノンは、1950年代からある美白成分。「肌の漂白剤」とも呼ばれているほど、美白効果が高いとされています。2001年の薬事法改正前までは、病院にいかないと手に入らないものでした。ハイドロキノンには、紫外線によるシミ、そばかす、ホルモンバランスの乱れによるシミ、炎症による色素沈着(虫刺されやニキビ跡など)を薄くする効果があります。日本でも、病院でのシミ、そばかすの治療に使われている成分です。...

 
 

コラーゲンの効果コラーゲンは、保湿力にすぐれていて、肌にうるおいとハリを与えます。化粧品やドリンクに配合されていて、不動の人気を誇っている成分です。コラーゲンには、T型コラーゲン、U型コラーゲン、V型コラーゲンの3つがあります。T型コラーゲンは、骨や皮膚を形成するコラーゲン。(皮膚では真皮に存在します)U型コラーゲンは、関節、軟骨に多いコラーゲン。V型コラーゲンは、血管などに含まれるコラーゲンです...

 
 

ヒアルロン酸の効果ヒアルロン酸は、肌の真皮にも表皮にも存在する成分です。天然保湿因子(NMF)の1つで、肌にうるおいを与える役割をしています。化粧品の成分としてのヒアルロン酸も保湿力にすぐれています。ヒアルロン酸は、大きく分けて天然ヒアルロン酸と人工ヒアルロン酸の2つがあります。人工の方が、安価に手に入るので、化粧品の値段も手ごろになります。人工ヒアルロン酸は、バイオ製法であるだけで、構造は同じで...

 
 

エラスチンの効果エラスチンは、もともと人間の真皮に存在するもの。コラーゲンとともに、真皮で肌の弾力を保つ役割をしています。エラスチンとコラーゲンをベッドに例えると、エラスチンはベッドのバネ、コラーゲンはマット。どちらもふかふかのベッドには欠かせないように、ハリのあるやわらかい肌にはエラスチンとコラーゲンが必要なのです。エラスチンもコラーゲンも、年齢とともに減少していき、不足するとしわやたるみの原因...

 
 

レチノールの効果レチノールとは、ビタミンAの化学名。コラーゲンやエラスチン再生サポート機能があり、しわやたるみによいと言われており、エイジングケア成分として注目されています。レチノールは、肌のターンオーバーを促進し、角質層が硬くなるのを防ぎます。ターンオーバーが正常になることで、くすみが改善されたり、シミの原因であるメラニンを排出しやすくなったり、ニキビを防ぐことができます。また肌を引き締め、毛穴...

 
 

ビタミンCの効果ビタミンCは、抗酸化作用にすぐれ、美白成分としても知られています。別名、アスコルビン酸です。ビタミンC誘導体は、厚生労働省が認可している美白成分の1つ。安心して使える美白成分と言えます。ビタミンCは、水溶性と油溶性の両方があり、化粧品に入れやすい成分です。そのためビタミンCは、化粧水、乳液、美容液、クリームと、どんなアイテムにも配合されます。抗炎症作用、皮脂分泌を抑える作用、ひきし...

 
 

EGFの効果EGFは、別名ヒトオリゴペプチド-1。アメリカの生物学者スタンレー・コーエン博士が発見し、ノーベル賞を受賞した成分です。EGFは、細胞を再生する因子。皮膚や血管、コラーゲンを修復・再生することができるので、火傷の治療など医療現場でも使われている成分です。EGFはもともとヒトに存在する成分ですが、年齢とともに減少していきます。EGFの注意点EGF配合化粧品で、皮膚は再生されません。医療現...

 
 

フラーレンの効果フラーレンは、ビタミンCの100倍以上の抗酸化作用、プラセンタの800倍ものコラーゲン生成促進作用があると言われている成分。そのほか、メラニンがたまるのを防ぐ効果があり、紫外線によるシミ・そばかすにもよいとされています。また、細胞が死んでしまうのを防ぐ効果、保湿効果もあります。フラーレンは医療現場でも使われる成分で、急性毒性などはないことがわかっています。フラーレンの注意点フラーレ...

 
 

アスタキサンチンの効果アスタキサンチンは、エビ、カニ、サケ、オキアミなどに含まれる赤い色素で、フラボノイドの仲間です。活性酸素を取り除く効果があり、その効果はビタミンEの1000倍にもなると言われています。コラーゲンやエラスチンの生成を助ける成分でもあり、エイジングケア成分として注目されています。さらにメラニン色素の沈着を防ぐ性質があり、シミ・そばかすの防止、改善に効果があると言われています。また...

 
 

ペプチドとはペプチドとは、アミノ酸が2つ以上くっついた構造のものの総称です。たんぱく質を細かくしたものが、ペプチドです。コラーゲンを例に説明しましょう。コラーゲンはたんぱく質の一種。たんぱく質は、分子がとても大きいものです。コラーゲンは、コラーゲンのままでは化粧品に配合しても、分子が大きすぎて経皮吸収されないので、分子を小さくして浸透するようにします。分子を小さくしたものが、コラーゲンペプチドです...